みなさんご存知のあの有名なスピリチュアルカウンセラー 江原啓之さんが「最強のパワースポット」であると発言され、注目が集まり話題となった島根県出雲市に鎮座する「須佐神社」
スピリチュアルなパワーを持つ専門家達がこぞって参拝するこちらの神社には強力なパワーが宿り、様々なご利益を授かれると言われています。
御祭神の須佐之男命（スサノオノミコト）をはじめ4柱の神々ですが、一体どの様な神さまなのかご存知ですか？
そこで今回は須佐神社の御祭神にまつわるエピソードやご利益、参拝方法などについてご紹介致します。
須佐神社の怖い程のご利益とは？4柱
須佐神社の御祭神は須佐之男命（スサノオのミコト）とその妻 稲田比売命（イナダヒメノミコト）
※イナダヒメは別名櫛名田比売命（クシナダヒメノミコト）とも言われています。
更にイナダヒメの父母神 足摩槌命（アシナヅチノミコト）と手摩槌命（テナヅチノミコト）の4柱がお祀りされています。
日本にはたくさん神様がいらっしゃいますが、スサノオノミコトはその中でも比較的馴染みがあるお名前かもしれません。
でも一体どんな神さまなのかご存知ない方の為に簡単にご紹介致します。
伊邪那岐命（イザナギノミコト）と伊邪那美命（イザナミノミコト）！
スサノオノミコトは日本や神々をお創りになられた伊邪那岐命（イザナギノミコト）と伊邪那美命（イザナミノミコト）の間にお生まれになった神さま。
父 イザナギから海原を守る事を任されましたがそれを放棄し、母 イザナミが恋しく泣き明かしました。
すると地上の木は枯れ海は干上がり、悪神が地上にはびこるように。
天の岩戸伝説！
その結果スサノオは追放される事になりましたが、その前に姉 天照大神（アマテラスオオミカミ）に挨拶に行き有名な「天の岩戸」の話に繋がります。
アマテラスという神さまも聞き覚えがあるという方が多いのではないでしょうか。
先日天皇両陛下が退位のご挨拶に伊勢神宮を参拝されたニュースが大きく取り上げられましたね。伊勢神宮にお祀りされているのがアマテラスで、皇室のご先祖神です。
話を戻しますが、アマテラスの元を訪れたスサノオ。
てっきりスサノオに攻め込まれたのだと思い、アマテラスは武装して出迎えました。ただ挨拶に来ただけという説明に一時和解するも、なんとスサノオはアマテラスの田んぼを破壊。
更に神殿に粗相をしたり、機屋に馬を投げ込み機織り女を殺してしまいました。
そんなスサノオの行き過ぎた傍若無人の行いに、嫌気が差したアマテラスが岩戸に隠れてしまうと、世界から太陽が失われ災い続きに。
困った神々は岩戸の前で踊ったりお供え物をするなどあらゆる手を尽くし、アマテラスを岩戸の外に出す事に成功。
無事世界に太陽が戻り、災いが治まりました。この話が「天の岩戸開き」です。アマテラスがいかに大切な神さまである事がわかりますよね。
向かった先は出雲！
一方悪事を働いたスサノオは罪の償いに髭と手足の爪を切られ、高天原（たかまがはら）から追放。
そこでスサノオはのちの妻となるイナダヒメと出会います。アシナヅチとテナヅチの8番目の娘となるイナダヒメ。
実は毎年ある時期になると八岐大蛇（ヤマタノオロチ）がやってきて姉たちは次々に襲われ、最後に残ったのがイナダヒメでした。
娘を失いたくないと泣き明かすアシナヅチとテナヅチを見たスサノオは、退治する代わりにイナダヒメをお嫁にする事を約束。
スサノオは見事八岐大蛇を撃退し、イナダヒメと結婚して幸せに暮らしました‥これが有名な「ヤマタノオロチ伝説」です。
その後スサノオは各地を開拓し、最後の開拓地となったのが須佐神社。この地を気に入ったスサノオは土地を「須佐」と命名し、自らの御魂を鎮められたと言われています。
話が長くなってしまいましたが「須佐神社」の御祭神は須佐之男命（スサノオノミコト）・稲田比売命（イナダヒメノミコト）・足摩槌命（アシナヅチノミコト）・手摩槌命（テナヅチノミコト）
ご紹介した話に登場した神々がお祀りされている事がわかりますよね。と同時にとっても強力なパワースポットである事がお分かり頂けるはずです。
良縁を引き寄せる縁結びのご利益の神！
須佐之男命は荒々しい一面もありますがヤマタノオロチを退治したのちにクシナダヒメと結婚し子供をもうけた事から、良縁を引き寄せる縁結びのご利益を授けて下さると言われています。
また悪縁を断ち切ったり生きる活力を与えて下さったりと、須佐神社から授かれるご利益は強力。あまりにもパワーが強い為に境内を歩けなくなってしまう方や、気持ちが落ちている時の参拝は控えた方が良いという声も。
とは言っても神社は神様がお祀りされている神聖な場所。決して怖がる必要はありません。
純粋な気持ちで訪れ、境内に流れる強力なパワーを感じ取ってみて下さいね。
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須佐神社でのお祓いのご紹介！
須佐神社では厄除けなどのお祓いや様々な御祈祷を受け付けています。
家内安全・身体健全・厄災除け・交通安全（車祓）・病気平癒・心願成就・開運招福・工事安全祈願・商売繁盛・大漁満足・海上安全・五穀豊穣・牛馬安全・初宮詣・七五三詣・合格祈願・入園入学奉告・学業成就・成人奉告・子授祈願・安産祈願・良縁祈願・所願成就などなど。
御祈祷は事前予約不要で、当日の受付でOK。
祈願を受ける際は正座が基本になりますが、その姿勢を保つことが困難な場合は神職の方にご相談下さい。
またお祓いや御祈祷は祈りの言葉を神さまに捧げるもの。失礼にならない様服装もふさわしいものをお選び下さい。
落ち着いた色のスーツやワンピースが好ましいとされています。
当日受付が可能な御祈祷ですが、ぜひ服装は前もって準備して頂きたいと思います。
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須佐神社の参拝時間とその方法とは？
神社巡りが好きという方でも意外と知らなかったり間違って覚えてしまっているのが参拝方法。
出来れば正しい方法を身につけたいものですよね。これを機会にぜひ覚えてはいかがですか？
まず鳥居をくぐる前に浅く一礼！
境内に入ったら手水舎で心身のお清めを行って下さい。
手水を取る方法：
- 右手で柄杓を持って水を汲み、左手にかけて左手を清めます。
- 柄杓を左手に持ち替え、同じ様に右手を清めます。
- 再び柄杓を右手に持ち、左手で水を受け口をすすぎます。
- 口をすすぎ終えたらもう一度左手に水を流します。
- 最後に水の入った柄杓を立て、柄に水を流してから伏せて置きます。
これでお清めは完了。
続いて参道を通り拝殿前へ進みますが、参道中央は「正中（せいちゅう）」と言って神様の通り道。
参道左側を歩くよう心がけましょう。
拝殿前に立ったら軽く会釈をし、神さまへの真心となるお賽銭を捧げます。その後お参りする位置の少し手前で軽く会釈し、少し前進して浅いお辞儀を一礼。
二拝二拍手一拝の作法で拝礼します。
二拝二拍手一拝：
- ［二拝］深いお辞儀（拝 はい）を2回繰り返します。
- ［二拍手］両手を胸の高さで合わせ右手を少し下にずらし、肩幅程度に両手を開いて柏手を2回打ちます。
その後両手を合わせ心を込めてお祈り下さい。※柏手を打つ時に右手を下にずらすという事は意外と知られていませんよね。左は「神」「優位」「陽」、右は「人」「下位」「陰」を表す事から右手を下にずらすのです。
※柏手のあとに指先を合わせ祈る事で神さまと一体になりお力を借りられるとされている為、ぜひ参拝の際にお試し下さいね。 - ［一拝］両手を下ろし最後にもう一度深いお辞儀をします。
以上が二拝二拍手一拝の方法です！
二拝二拍手一拝のあとは浅いお辞儀を一礼し、一歩下がり軽く会釈をしてその場を退きます。
お帰りの際は鳥居をくぐった後、社殿に向かって浅く一礼して下さい。以上が須佐神社をはじめ多くの神社でマナーとされる参拝方法です。
文字で表すと難しく感じてしまうかもしれませんが、一度身につけば一生役に立つと思いますのでこの機会にマスターしてみて下さいね。
須佐神社の参拝時間：午前9：00～午後16：00までとなっております。
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須佐神社へのアクセス！バスやお車
須佐神社までのアクセスは以下を参考にしてくださいね。
電車をご利用の方：
- 「出雲市駅」から路線バスで40分。
- 「須佐バス停」からタクシーに乗り5分程度で須佐神社です。
- 「須佐バス停」から須佐神社まで歩くと約20分。
お車をご利用される方：
- 松江自動車道の「三刀屋木次IC」から30分程度で到着します。
ご覧いただいた通り公共交通機関のアクセスが少し不便なので、お車をご利用される方が多いようです。
それぞれメリット、デメリットはありますがみなさんにあったアクセス方法をお選び下さい。
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スピリチュアルな専門家達がこぞって参拝に訪れるだけあり、一歩足を踏み入れるとそこは全くの別世界。
圧倒される程のパワーがみなさんにお力を授けてくれるはずですので、ぜひ一度参拝に訪れてみてはいかがでしょうか。
