みなさんは「天使」についてどの様なイメージをお持ちですか?
翼のある可愛らしい天使を思い浮かべる方もいらっしゃれば、優しい女性の姿、又は男性の姿を思い浮かべるという方もいらっしゃるかもしれません。
人によってそれぞれイメージが異なる様に、特に日本人にとって「天使」は馴染みが無く知らない事だらけ。
また神聖なイメージの天使ですが、「守護天使」や「大天使」、はたまた「堕天使」なども居ますよね。
この様に私たちがあまり知らない「天使」には、実はとっても壮大な役割があるのです。
果たしてその役割とは?
未知なる恐怖に包まれ、先が見えない今だからこそぜひ皆さんに知って頂きたい「天使」にまつわる情報を詳しくご紹介致します。
天使の役割とは?父なる/母なる神の直属の集合体
大天使達の本来の働きは、宇宙創造主の第一子である父なる/母なる神の直属の集合体として、全宇宙を監督・導く働きを担っていますから、全宇宙の意識を高め導くことが本来の働きです。
そしてこの地球を含む数多くの銀河や、並行宇宙の運営や進化をサポートすることですので、天使はこの地球だけにいる訳ではありません。
この宇宙の多くの銀河や星団にも姿形は違えどもたくさんの天使が存在しており、この地球においても、大天使と呼ばれる存在を中心にたくさんの天使達が働いています。
皆さんの身近なところには、皆さん一人一人を守護する守護天使達も存在しています。
守護天使はその役割や性質に応じて、ミカエルやラファエル等の光を受けもち、大天使ミカエルや大天使ラファエルの指示の元に皆さんを導いています。
あなたがミカエルと名乗る天使の訪問を受けた場合、ほとんどの場合が皆さん1人1人を守護するミカエルではありますが、実際には大天使ミカエルの指示をうけて、あなたの元に来ている守護天使です。
そのため、大天使ミカエルや大天使ラファエルと呼ばれることがありますが、実際には大天使ほどにはパワフルな大天使ではありませんので、大きな働きを行う時には属しているグループの大天使に連絡して助けを求めます。
ミラクル!天使の待ち受け☆大天使ミカエルとは?
これから天使それぞれが持つ役割をご紹介させて頂きますが、まずは「大天使」とは何かを簡単に。
「大天使」は英語で記すと“Archangel”で、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の神話に登場する“天使の階級”のひとつで、すごい能力を持った天使を表します。
ギリシア語では「使者の長」「卓越した使者」を意味していますが、その解釈は宗教や教派によって異なります。
「大天使」がどの様な存在なのか分からなくても、大天使長“ミカエル”という名前は皆さんもご存知のはず。
そんな有名なミカエルに加え、ガブリエル、ラファエル、ウリエルを「四大天使」、そこへ三体の天使が加わると「七大天使」と呼ばれます。
“三体の天使”という曖昧な表現をしたのは、どの天使が加わるのかは必要な働きを実施することによって異なりますし、地球の組織の様に地位や権威性とかは関係ないからです。
さて話を戻して、皆さんご存知の「大天使ミカエル」にはどの様な役割があるのでしょうか。
ミカエルは甲冑をまとい、右手に破邪の剣(はじゃのつるぎ)、左手には魂の公正さを測る秤を持った姿で描かれ、宗教的には“天使団を率いる総帥”と位置付けられています。
また現代のカトリック教会では兵士・警官・消防士・救急隊員の守護聖人となっています。
とここまでは宗教的なミカエルの姿。
ではミカエルの本来の役割は?
宇宙に存在する創造の力「愛の源」へ人々を導く使命を持っています。
地球が誕生してから人や文明が生まれ育ち滅びる事を繰り返して現在に至っていますが、移り変わる地球の様子をミカエルはずっと見守ってきました。
愛によって生み出されたエネルギーは形ある時は“光”、形なき時は“闇”、循環の中で動いてる時は“善”、循環に逆らっている時は“悪”と呼ばれ、ミカエルは創造の流れを見つめています。
そしてエネルギーの循環の中で生じた善や悪の動きが滞らずに守護するのもミカエルの役目です。
宗教の中でのミカエルは悪魔祓いという面を持っていますが、実際悪を滅ぼす事はありません。
本来の生き方から遠く離れてしまっている場合は本来の生き方を思い出させ、不浄な霊は光へ移り変わるよう手助けをします。
あるがままの姿で移り変わる地球を見守っています。
様々な宗教でミカエルはリーダーであり、戦う戦士の様なイメージを持たれていますが、実はミカエルを含めその他の大天使たちは、大きな愛で地球をサポートしてくれる頼もしい存在だったのですね。
ミラクル!天使の待ち受け☆大天使ガブリエルとは?
世界の名画に数多く登場し、レオナルド・ダ・ヴィンチやエル・グレコなどの傑作が知られています。
そんな大天使ガブリエルの“ガブリエル”は“神は我が力”という意味。
今は大天使として知られていますが、もともとは紀元前1100年頃からオリエント地方で繁栄した古代カルディアの人々が信仰していた“神”だと考えられています。
大天使ガブリエルで有名なのは「受胎告知」
結婚前の少女だったマリアに「あなたは聖霊によって神様の子を身ごもり、その子は救い主となるでしょう」と伝えています。
この事からも分かる様に大天使ガブリエルは神の言葉を人間へ伝えるメッセンジャー。
夢や幻の中で神からのメッセージを預言として伝え、人々を導いてくれます。
またユダヤの伝承「タルムート」にある「アガータ」という物語では、モーゼが最後まで文章を書き上げられる様サポート。
モーゼはあと1日しか生きられないとお告げを受けていましたが、神は死ぬ前に13巻の文書を書き上げられるよう太陽の動きを遅らせました。
その間大天使ガブリエルはモーゼにインスピレーションを与えながら見守り、一気に文書が完成。
大天使ガブリエルは完成した文書を天界の裁判所まで届けたそうです。
神のメッセンジャーとしての役割を担った大天使ガブリエルは、特にコミュニケーションを基本とする職業の方々を守護。
作家やジャーナリスト、教師、俳優やシンガーなどメッセージを発信する方にインスピレーションを与えてくれます。
突然沸き起こるインスピレーションは神が託した大天使ガブリエルからのメッセージなのかもしれません。
ここまで大天使についてお伝えしましたが、“ダークエンジェル”という存在があるのをご存知でしょうか。
ダークエンジェルの見た目や言葉は天使と似ています。
そしてみなさんの願いを叶える約束をするのですが、ダークエンジェルと契約を結んだ人々は願いが叶って満足するのではなく、欲望はどんどん強まるばかり。
もっともっとという気持ちが芽生え、本来進むべき道から外れてしまいます。
そんな危険な状態から抜け出すお手伝いを大天使たちは担っていますが、それだけではダークエンジェルとの関係を切り離すことはできません。
自分自身が自らの身を清め、欲望にとらわれず光に満ちた正しい世界へ進むと心を決める必要があります
ダークエンジェル?
そんなのいる訳ないだろうと思われた方。ご自身を見つめ直してみて下さい。
お金や地位、人からどう見られるかなどに囚われていませんか?
願いが叶っても満足できず心の空白を埋められない、または何事も自分中心に考えてしまっていませんか?
現代では残念な事にダークエンジェルの影響を受けている方がとても多いようです。
ミラクル!天使の待ち受け☆大天使ラファエルとは?
大天使ラファエルは旧約聖書「トビト記」に出てくる天使。
イスラム教では“イスラフィール”と言って、最後の審判の時にラッパを吹く天使として知られています。
“ラファエル”はヘブライ語で“神が癒した者”という意味。
「トビト記」ではトビトの目を癒し、ユダヤ教では古くから“治療の天使”とされ、「エノク書」では“人間の子供のあらゆる病気や怪我を治す”と記されています。
また精神的なサポートも大天使ラファエルの役割なので、まさに癒しの天使と言えるかもしれません。
人々の心身を共に癒してくれる大天使ラファエルは医師や看護師、介護士など医療に携わる人や、セラピストやヒーラーなどスピリチュアルな世界に携わる人々をサポート。
元々持っているヒーリング能力を目覚めさせてくれます。
ここで「トビト記」に記されている大天使ラファエルの姿を簡単にご紹介!
紀元前8世紀 アッシリア時代、信仰の厚いユダヤ人のトビトは妻 アンナ、息子 トビアスと共に暮らしていましたが、晩年になり目を失明してしまいました。
自分の死期を悟ったトビトは借金を返済してもらう為、息子トビアスに旅するよう伝えました。
その旅には神によって遣わされた大天使ラファエルが人間の姿となって同行するのですが、その事をトビアスは気づいていません。
旅の途中 大天使ラファエルは魚の内臓で失明に効く薬の作り方をトビアスに教えました。
そして旅の最後までトビアスを守り、教えられた通り軟膏を作った所 無事父親の視力を回復させる事が出来たのです。
「サード・アイ」とは第六感、直観力の事
この様に大天使ラファエルはトビトの視力を回復させた事から、「サード・アイ」を開くサポートも行っています。
優れた直観力や洞察力を持てば幅広い視点で物事を見る事が出来、更に真実を見極められますよね。
人々を癒し、人間の能力を高めてくれる頼もしい天使が大天使ラファエルの姿です。
ミラクル!天使の待ち受け☆大天使ウリエルとは?
大天使ウリエルの“ウリエル”は“神の光” “神の炎”という意味を持ち、カトリック教会では現在認められていない天使でありながら、ユダヤ教の神秘主義的文学においては重要とされている大天使です。
宗教によっても存在が異なる様に、書物によって大天使ウリエルの描写は様々。
第一エノク書では あの有名な「ノアの箱舟」の主人公ノアに大洪水が迫っている事を知らせた天使として描かれています。
その一方、新約聖書の外伝 使徒ペトロの黙示録では神を冒涜する者を永久の業火で焼き、不敬者を舌で吊り上げ火あぶりに、更に地獄の罪人達を苦しめるといった“無慈悲な天使”として描写。
迫り来る危険をノアに伝えた天使とは思えないくらい、全く真逆のような姿が描かれています。
では本来の大天使ウリエルの姿は?
大天使ウリエルは創造と叡智の守護者。地球の人々の人生をより素晴らしいものにするお手伝いをしてくれます。
また何が必要で何が不要なのかを見極め、魂の計画に従ってみなさんを導き守護する役目を持っています。
本来世界は“愛の原理”によって創造されましたが、今はその美しさや愛から遠ざかってしまっている状態です。
そんな世界で暮らす人々は様々なストレスや不安、不満を抱えたまま生きていますよね。
何事も順風満帆で 心から幸せだと感じられる方は残念ながら少ないかもしれません。
特に今は世界中が不安を抱えていると思いますが、大天使ウリエルがみなさんの意識に降り立って魂が抱えている問題を取り外しお手伝いをしてくれるそうです。
大天使ウリエルによって問題から解放された魂は愛に満ちた本来の姿を取り戻し、素晴らしい人生を歩める様になります。
本来の人間の姿を取り戻す大きな役割を果たしてくれるのが、大天使ウリエルなのですね。
とここまで大天使についてご紹介しましたが、なぜ人々は天使の存在を感じる事ができなくなってしまったのかご存知ですか?
かつて大天使は人々にとってもっと近い存在でした。ところが現在は人間の近くにいながら大天使の存在は隠されてしまっています。
その理由は人々が取る行動や心が深く関わっていました。ぜひみなさんも考えてみて下さい。
もし目の前に10個のパンがあったら それをどうされますか?
- 周りの人々に分け与えますか?
- それとも自分で先に食べますか?
先行きが不安だからと10個のパンを抱え込み、それを自分の為に保存しておくという方もいらっしゃるかもしれません。
このパンの例え、今ならより具体的に自分に置き換えて考えられるのではないでしょうか。
今新しいウイルスによって世界中が困難な状況に立たされています。それは日本でも同じ事で、デマに踊らされたり特定のものが入手出来なくなるという状態です。
特にものが無くなってしまう時に目立つのが「買占め」
確かに手に入らなくなると分かれば分かる程不安にかられ、必要以上に抱え込まなければ安心できないのかもしれません。
日頃使うものなら尚更ですよね。でも「買占め」で自分だけ安心感に浸れれば良いのでしょうか。
まさに10個のパンの例え話と同じです。
かつての人々は10個のパンを人々に分け与え、最後の1個を自分で食べていました。
ところが現在は最初の1個を自分が食べてしまいます。
もし人々がかつての様に周りを思いやる気持ちを持っていれば、大天使からのサポートを受けられます。つまりみなさんの行動と心が大天使との距離を広げてしまったのです。
大天使達はとっても身近にいるにも関わらず。大天使は個人の利益を追い求める人間には力を貸してくれません。
もしみなさんが天使と繋がりたい、または天使のサポートを受けたいと思うなら、まずは心を見つめ直す必要があるかもしれませんね。
様々な恐怖や不安を感じざるおえない現代だからこそ、思いやりを持った行動が出来る人間になりたいものです。
ミラクル!天使の祝福の待ち受け(4大天使ミカエル・ガブリエル・ラファエル・ウリエル等)闇から抜け出す「破邪の剣・導きの光」
天使というと宗教のイメージが強く 特に私たち日本人にとってあまり馴染みがない存在かもしれませんが、実は宗教や人種などに関わらず大きな愛で人々を導く大切な存在です。
今回ご紹介した大天使以外にも地球をサポートする天使は沢山いますので、この機会に天使について知識を深めてみてはいかがでしょうか。