天皇皇后両陛下が退位のご挨拶に参拝された「伊勢神宮」多くの方々が両陛下を出迎えられ、連日ニュースで取り上げられましたよね。
神々しいお二人の姿を見ているだけで胸が熱くなる思いです。
さて再び注目を集めた「伊勢神宮」の元となった神社がある事をご存知ですか?
その名は「元伊勢籠神社」、通称「籠神社」“籠”は“かご”と呼んでしまいますが“この”と読みます。少し難しいこちらの読み方は古代のもの。
そして正式名から分かる様に現在伊勢神宮の御祭神 天照大神(あまてらすおおみかみ)が伊勢に移動する前にいらっしゃったのが 「籠神社」なのです。
とっても格式が高く「元伊勢神宮」である事から、多くの参拝客で賑わう「籠神社」
強力なパワースポットとして知られるこちらの神社の御朱印や御朱印帳、更に隠された秘密とは?
今回は元伊勢神宮 「籠神社」について詳しくご紹介致します。
籠神社の境内図のご案内!
籠神社は本殿や拝殿をはじめ、重要文化財に指定された狛犬など見所盛りだくさん。参拝前に境内の様子を知りたいという方は籠神社公式ホームページをチェック。
写真つきの詳しい境内図をご覧頂けます。
写真を一目見ただけでも格式ある神社だという事がお分かり頂けると思いますので、ぜひ事前にご確認ください。
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籠神社の六芒星とは?
冒頭でも少しご紹介しましたが、“籠”と書いて“この”と読む理由が知りたいという方いらっしゃいませんか?
籠神社の御祭神 彦火明命(ひこほあかりのみこと)が竹で編んだ竹船の籠に乗り海神の宮へ行かれたという故事が由縁だそうです。
そして“命を籠(こ)める”という意味の「籠(こ)」に助詞の「の」を付けて「籠(この)」と呼ぶようになりました。
神社には「神紋」がありますが、籠神社はその昔裏神紋として△と▽を重ね、中央に○(太陽)と月マークを描いたものを使用していました。
この形は そう六芒星。ユダヤの六芒星と勘違いされる事が多くなった為、現在は使用されなくなったそうです。
神紋では珍しい六芒星のような形!
△と▽は天界と地上をつなぐ天橋立(あまのはしだて)の神話を表し、更に△と▽を重ねると籠の網目にも見えます。
そして太陽と月は天照大神(あまてらすおおみかみ)と豊受大神(とようけおおかみ)を表しています。
神紋一つに沢山の意味が込められている事が分かりますよね。
現在籠神社の神紋は表神紋の「三つ巴(みつどもえ)」になっていますが、由緒ある裏神紋がお目見えする日は来るのでしょうか。
神社を参拝する際はぜひ神紋にもご注目頂きたいと思います。
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元伊勢籠神社のお守り(満月)のご案内!
籠神社には様々なご利益を授かれるお守りが沢山用意されています。数ある中でとってもレアでパワーが込められた限定お守りが大人気。
それは満月・新月限定のお守り「産霊(むすひ)」産霊とは万物を生成する霊妙な力の事。
籠神社では月は生命の誕生、太陽は生成を司るもので、これらは一対で産霊の働きをなすとされています。
月と太陽の動きによって創造と発展が生み出され、新たな明日を開く働きをして下さる事から満月・新月限定のお守りを頒布するようになりました。
満月限定のお守りは白、新月限定のお守りは黒で どちらも神々しくパワーみなぎる雰囲気。
白いお守りの裏側には“月” 黒いお守りの裏側には“日”の文字が刺繍され、2つ合わせると「明」日が現れる仕組み。
お一人様一体のみの授与で郵送は受け付けていませんが、レアなお守りだからこそより手に入れたくなりますよね。
2019年「産霊」の授与日:
- 5月・・・5日(新月)19日(満月)
- 6月・・・3日(新月)17日(満月)
- 7月・・・3日(新月)17日(満月)
- 8月・・・1日(新月)15日(満月)30日(新月)
- 9月・・・14日(満月)29日(新月)
- 10月・・・14日(満月)28日(新月)
- 11月・・・12日(満月)27日(新月)
- 12月・・・12日(満月)26日(新月)
以上のスケジュールで頒布されます。
初穂料:1,200円。
何か新しい事にチャレンジされる方には特にオススメなので、ぜひ上記のスケジュールに合わせて参拝されてみてはいかがでしょうか。
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籠神社のブレスレットは大人気!四神水晶腕輪守
満月・新月限定のお守りをご紹介しましたが、常に身につけられるパワーストーンのブレスレットも大人気。様々なタイプが用意されています。
天地創造の聖地 久志濱宮(眞名井神社の呼称)の社号が彫られた翡翠の「四神水晶腕輪守」は、心身健康・開運厄除けのご利益を授かれます。
名前の通り四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)が描かれ、身につけただけでパワーがみなぎる予感。
毎日身につければとっても心強いですよね。
こちらは翡翠の他にメノーを使用したタイプもあり、共に初穂料6,000円です。
この他「五色の座玉腕輪守」もオススメ!
伊勢神宮と籠神社のみ付ける事が許されている“五色の座玉”のご利益を司る天然石のブレスレットで、こちらも心身健康や厄除開運の効果があると言われています。
“五色の座玉”が高貴な雰囲気で特に女性にオススメのブレスレット。
初穂料は3,000円です。
パワーストーンのブレスレットを身につけている方本当に多いですよね。でも欲しいけどどの石を選んで良いのか分からないという方も多いはず。
そんな方は籠神社のブレスレットを手にされてはいかがですか?
パワーストーンは持つべき時が来たら自然な形で出会えると言われています。もしかしたら今がその時なのかもしれません。
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籠神社の御朱印帳!高級感漂う
籠神社にはとっても素敵なオリジナル御朱印帳が用意されています。まずは金糸をふんだんに使用した高級感漂う御朱印帳。
表紙には雪舟が描いた「天橋立図」、裏表紙には重要文化財に指定されている「狛犬」が刺繍されインパクトのあるデザイン。
紙は上質な鳥の子和紙を使用しているので、墨書きの裏写りの心配無し。
こちらの御朱印帳のお値段は2,500円となっております。
同じく表紙に「天橋立図」、裏表紙に「狛犬」が描かれた別のタイプの御朱印帳もあります。
カラーは紺と朱色の2色。
先ほどの金糸を使用した御朱印帳とは全く違った雰囲気。特に紺ベースの御朱印帳は「天橋立図」が目立って素敵なのでオススメ。
こちらの御朱印帳はお値段1,800円。
どのタイプも魅力あふれるデザインになっているので、お好みのものをお選び下さい。
籠神社で頂ける御朱印は本宮「籠神社」と書かれたものと、本宮と奥宮 眞名井神社を合わせた「元伊勢宮」と書かれたものの2種類。
籠神社の御朱印は2種類!
墨書きで直接書いて頂ける御朱印の他に、書き置きタイプの紙の御朱印も用意されています。
御朱印帳をうっかり忘れてしまった場合でも 安心して頂く事が出来ますね。
本宮の御朱印は300円、本宮と奥宮合わせた両宮は500円となっております。
先ほどご紹介した御朱印帳を購入された方には「本宮 籠神社」の御朱印を記念で書いて頂けるので、まだお持ちでない方はこの機会に御朱印帳デビューされてはいかがでしょうか。
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籠神社の秘密とは?五色の座玉と背面扉
伊勢神宮のふるさとと言われる籠神社。実は伊勢神宮と籠神社にしかないものがあります。
それはパワーストーンのブレスレットでも登場した「五色の座玉(ごしきのすえたま)」
籠神社の本殿の高欄では「青・黄・赤・白・黒」の5色の座玉を見る事が出来るのですが、こちらの神社と伊勢神宮御正殿にしかないもの。
日本神社建築史上とっても貴重なもので、五色は五行思想の万物「木・火・土・金・水」を表しています。
伊勢神宮の御正殿は見る事が出来ないため、籠神社のみ見られる貴重なものだという事が分かります。
本殿裏手に行くと見られるので、ぜひご覧ください。
そして御本殿にはもう一つ伊勢神宮との共通点があります。
それは背面にある扉!
高い位置に設置されているのに階段は無く一見不思議な扉に見えますが、こちらは人間が使用するのでは無く神さまがお使いになるもの。
この造りと同じ様式が伊勢神宮外宮の御饌殿(みけでん)なのです。
伊勢神宮と深い関わりがある籠神社の秘密を知ると、参拝もより感慨深いものになるのではないでしょうか。
ぜひ「五色の座玉」と「御本殿 背面の扉」忘れずにご覧くださいね。
籠神社の境内図や六芒星!元伊勢のお守り (満月) やブレスレット|御朱印帳や秘密のまとめ!
伊勢神宮のふるさととして知られる京都府宮津市に鎮座する「籠神社」についてご紹介させて頂きました。
格式ある神社らしいピンと張り詰めた空気が流れ、境内を散策するだけで心身ともにスッキリ出来るパワースポットです。
素敵な御朱印帳やお守りも用意されていますので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。