伊弉諾神宮は兵庫県淡路市に鎮座し、日本の島と神々をつくられた伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)が主祭神としてお祀りされています。
こちらの神社は日本最古の神社の一つとして、「一宮さん(いっくさん)」「伊弉諾さん」という名称で親しまれています。
日本の島や神々をつくられた神さまという事は、日本のはじまりの場所とも言えるかもしれませんし、そんな日本人として一度は参拝しておきたい「伊弉諾神宮」へ足を運んでみてはいかがですか?
今回は伊弉諾神宮のご利益やお守り、更に参拝後ぜひお立ち寄り頂きたい絶品ランチスポット情報など詳しくご紹介致します。
いざなぎ(伊弉諾神宮)神宮で素敵なランチ!「淡路島 鼓や」「カフェ&レストラン しぶれっと」
伊弉諾神宮で参拝を済ませた後は、この土地ならではの絶品グルメを味わいたいものですが、そこでぜひお立ち寄り頂きたいオススメのお店をご紹介致します。
まずは淡路のグルメを思う存分味わえる「淡路島 鼓や」
こちらのお店では獲れたての新鮮な海の幸をリーズナブルな価格で提供しています。
数あるランチメニューの中でイチオシなのは「淡路島定食 \2,000」で、淡路島ヌードル・生しらす丼・たこコロッケ・牛乳豆腐・淡路島玉ねぎ&ワカメがセットになったボリューム満点のメニュー。
このランチを食べれば淡路の魅力をたっぷり堪能出来ると思いますので、メニューに迷ったらぜひ「淡路島定食」をお試し下さい。
この他:
- 「お造り定食 \1,500」
- 「淡路牛めし定食 \1,500」
- 「ホタテと淡路玉ねぎのバター焼き定食 \1,200」
- 「焼き魚定食 \1,000」
- 「淡路牛すき鍋定食 \1,800」
など、魚介類からボリューム満点の肉料理まで豊富なメニューが用意されています。
営業時間:
●ランチ 12時~14時
●ディナー 17時~21時
定休日:木曜日・水曜日不定休
住所:〒656-1521 兵庫県淡路市多賀1119-52
TEL&FAX:0799-85-0167
更にどの定食もメインのおかず+小鉢3品程度がセットになっているので、見た目も華やかですし、味はもちろん、目で見ても楽しめるランチになっています。
こちらのお店は地元でも大人気なので、確実に席を確保するなら事前の予約がオススメ、淡路のグルメを満喫したい方はぜひ利用されてはいかがでしょうか。
続いてご紹介するのは「カフェ&レストラン しぶれっと」
こちらのお店ではなんと大人専用お子様ランチ「大人さまランチ \1600」を味わう事ができますので、幼い頃お子様ランチを目の前にテンションが上がったことを思い出すかもしれませんね。
大好物のものばかりぎっしり詰まったお子様ランチは永遠の憧れで、流石に大人になると注文出来ませんが、あのワクワク感をもう一度味わいたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな夢を叶えてくれる「大人さまランチ」は、エビフライ・クリームコロッケ・シェフ自慢のハンバーグ・サラダがワンプレートになっていて、もちろんお子様ランチに欠かせないキュートなメロンに刺さった特製の旗がより雰囲気を盛り上げてくれます。
見た目だけで無く味も天下一品で、特にエビフライはサクサクの衣に肉厚なエビがなんともジューシー、ボリュームも満点、きっと満足頂けるはず。
童心に帰って楽しいランチタイムを過ごしたい方にオススメです。
●ランチ 11時30分~14時
●ディナー 18時~20時
定休日:木曜日
住所:〒656-1521 兵庫県淡路市多賀197 淡路市ふるさとセンター内
TEL:080-3774-2025
オススメの2店をご紹介させて頂きましたが、淡路には絶品グルメが満載ですので、どのお店に立ち寄るのか事前に計画するのも楽しいですよね。
ぜひお気に入りのお店を見つけてみてはいかがでしょうか。
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伊弉諾神宮のお守り種類とは?「夫婦御守」「縁結御守」
伊弉諾神宮で人気のお守りと言えば、やはり縁結びや夫婦円満のご利益を授かれるもので、「夫婦御守」「縁結御守」共に2つセットのお守りで、高級感漂う桐の箱に納められています。
色違いのものが2つで1セットという事は、恋人同士やご夫婦でお揃いで持てますし、お揃いのお守りを持ち歩けばご利益も高まるはずなので、様々なタイプのものが用意されていますので、ぜひお気に入りのお守りを見つけてくださいね。
伊弉諾神宮の桃の実お守り!
この他伊弉諾神宮ならではのお守りとしてオススメなのは「桃の実お守り」ですが、なぜ桃なのか不思議?実はそれにはこんな神話のお話が。
伊弉冉尊(いざなみのみこと)は火の神さまを出産した際に負った火傷が原因で、亡くなってしまい、死者が集まる黄泉の国へ。
そして妻を追い黄泉の国へ向かった伊弉諾尊(いざなぎのみこと)でしたが、醜く変わり果てたイザナミの姿を見るや恐れをなし、イザナギは地上へ向かって逃げ出してしまいます。
そんな伊弉諾尊を追ったのが黄泉の鬼女である黄泉醜女(よもつしこめ)で、なんと一飛びで約4,000キロメートルを走る驚異の脚力を持った鬼女の猛追に、伊弉諾尊は効果抜群の桃の実を投げつけ追い払いました。
この事から桃は“厄除け”や“開運”のパワーがあるとされています。
伊弉諾尊を追いかけた鬼女の事を思うと恐ろしくなりますが、桃自体見た目がとっても可愛らしいですよね。
こちらの「桃の実お守り」を身につければ厄を追い払ってくれるはずですので、最近運気の低下を感じている方や、厄年の方にもオススメのお守りです。
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いざなぎ神宮のご利益!神話の裏の真実 (仮説) とは?
冒頭でもお伝えした様に伊弉諾神宮の御祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)は、国生みと神産みをされた父母神さまです。
日本の島を創り、沢山の神々を誕生させた神さまならではのご利益も凄いはず。
具体的に授かれるご利益をご紹介:
- 夫婦円満
- 子授け
- 安産
- 縁結び
- 心願成就
- 開運厄除け
- 病気平癒 など。
神々を産まれた父母神さまが沢山の神々を世に誕生させたことで、「夫婦円満」や「縁結び」のご利益があると言われています。
但し、先程「桃のお守り」でご紹介した「黄泉の国」の話では、夫婦円満や縁結びのご利益に関しては若干の修正が必要な気もします。
といいますのは、
- イザナミは出産で命を落とし黄泉の国へ旅立ち
- イザナギはイザナミを追い黄泉の国へ、そして醜くなり変わり果てたイザナミの姿を見て恐れをなして逃げる
- 追走され、追手を払うために桃の実を投げて反撃し地上に戻る
- 結局イザナミを連れ戻す事が出来ずに、死者の国の主宰神になってしまうイザナミとは離れ離れです。
この切ない神話ですが、実際の所こうだったのではないかというある仮説があるので、そちらを簡単にご紹介致します。
イザナギ率いる日向王国は、スサノオ率いる出雲王国に攻められ追い込まれてしまいます。
武器の技術力や戦力はスサノオ軍が圧倒的に有利の中、それを見て負けを悟ったイザナミはイザナギに降伏するように進言しますが聞き入れられずに、思い悩んだ末イザナミは「夫や子供、何より日向の民の命を守る為に」独断でスサノオの元へ出向き降伏します。
これを知ったイザナギは激怒し戦いを続けますが、戦力の違いで結局負けてしまい、そしてその時初めて身を呈して民や自分の命を救おうとしたイザナミの気持ちを悟ったのですが、時すでに遅し。
自省するために海岸で禊を行ったものの、捕えられ、出雲王国の最東端「淡路国」に幽閉されてしまったというものです。
以上が神話を元に立てられた仮説です。
これはあくまでも仮説ですし、神話の内容とは大きく異なりますが、実際どうだったのかは誰にも分かりません。
そしてなぜこの仮説をご紹介したのかと言うと、神話では離れ離れになってしまいますが、このストーリーの場合は最後までイザナミは夫を愛し守っていた事が分かります。
いずれにしても深い結びつきのある2柱の神さまからは、縁結びや夫婦円満の強力なご利益を授かれるはずです。
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伊弉諾神宮へのアクセス(三ノ宮から)姫路バスで約70分!
神戸三ノ宮から伊弉諾神宮までは直通高速バスの利用が乗り継ぎも無くとっても便利。
料金:片道1,450円
往復:2,610円です。
公共機関をご利用の方で自由に観光を楽しみたい場合がありますよね。
淡路島は南東に細長く南北53㎞、東西22㎞、一周約203㎞の島ですので、島内を自由に移動するなら“レンタサイクル”や“レンタカー”がオススメですが、特にレンタサイクルは近年人気を集め、自転車で島内を1周するブームが起きています。
とはいっても時間に余裕がある方でなければチャレンジ出来ませんよね。
移動時間を出来るだけ短くとお考えの方は、やはりレンタカーが便利かもしれません。
淡路島にもレンタカー屋さんがありますが、飛行機や新幹線を降りた後に借りて島に上陸するのもオススメなので、みなさんに合った方法をお選び下さい。
淡路島は観光スポットが盛りだくさんなので、伊弉諾神宮を参拝後に淡路島ならではの観光を満喫されてはいかがでしょうか。
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日本の島、そして日本をお守り下さる神々を誕生させた神さまが祀られるこちらの神社は、ぜひ一度は訪れたいパワースポット。
授かれるご利益も魅力的ですが神聖な境内をゆっくり散策し、ぜひ日本の原点を感じ取って頂きたいと思います。