招き猫の発祥の地とされる世田谷に位置する豪徳寺。
通常の招き猫は右手又は左手を挙げもう一方の手には小判を手にしていますが、豪徳寺の招き猫は右手を挙げ左手には何も持っていません。
これにはとっても深い意味が。
「招き猫はチャンスを与えてくれるものの、それを活かすかどうかは本人次第」という考えの元に作られたものだから。
心に響く様な教えを示す豪徳寺の招き猫はシンプルな見た目がより猫らしくキュート。
境内の招福殿にはご利益を授かる事が出来た人々が奉納された無数の招き猫が並び、外国人観光客にも大人気のパワースポットになっています。
そんな豪徳寺の気になる御朱印帳やご利益は?
まとめてみましたのでご紹介致します。
豪徳寺の御朱印帳の種類は?
豪徳寺のオリジナル御朱印帳はグリーンベースとエンジ色ベースで比較的落ち着いたデザイン。
とってもシックな御朱印帳に見えますが、良くご覧いただくと猫の足跡が。
更に御朱印帳の内側には招き猫が描かれ、その可愛らしい姿に思わず笑みがこぼれてしまいそう。
猫好きな方にもたまらない御朱印帳になっています。
そんな従来の御朱印帳に加え新たなデザインが仲間入りしました。
ホワイトベースで表には釈迦如来様と招き猫、裏には「開運招福」の文字が。
持っているだけで幸せになれそうなこちらの新作は特に女性に大人気。
お寺や神社のオリジナル御朱印帳は紺ベースで落ち着いたデザインのものが多いのですが、豪徳寺の御朱印帳は招き猫モチーフで全国的にも人気なので、御朱印帳デビューされる方にもピッタリ。
お気に入りのデザインが見つかるとテンション上がりますよね。
みなさんも豪徳寺参拝の記念に手に入れてみてはいかがですか?
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豪徳寺の御朱印とは?
豪徳寺で頂ける御朱印にはご本尊の釈迦如来を表す「釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)」と記されています。
招き猫発祥の地と言われているお寺ですが、招き猫の朱印はありません。
ただしとっても厳かな雰囲気で、豪徳寺の山号 “大谿山(だいけいざん)”の朱印が力強くパワーみなぎる御朱印です。
そんな豪徳寺の御朱印は300円。
寺務所で頂けます。
寺務所前には大きな招き猫の看板があるので迷う事はありません。
先程もご紹介させて頂いた様に豪徳寺には素敵なオリジナル御朱印帳がありますので、合わせてお求め頂きたいと思います。
豪徳寺の御朱印時間帯は?
豪徳寺の御朱印の授与時間:9:00から16:30まで。
豪徳寺の拝観時間:6:00から18:00まで。
※御朱印の受付時間は異なりますのでご注意下さい。
出来れば時間に余裕を持って御朱印を頂きたいものですよね。
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豪徳寺のご利益とは?
豪徳寺の代名詞ともなる招き猫。
豪徳寺の場合正式には「招福猫児(まねきねこ)」と称されていますが、一番小さなものは2㎝の豆サイズから最大約30㎝の大きなものまで全9種類が販売されています。
授かれるご利益は金運や家内安全、心願成就など。
招福猫児によってご利益を授かった方は1年後にお礼参りをし、招福殿に奉納して頂くとよりご利益を授かれるそうです。
その為招福殿にはおびただしい数のまねき猫が。
これだけ多くの招き猫が奉納されているという事は、願いが叶った方が多くいらっしゃる事の証と言えるのではないでしょうか。
強力なご利益を授かれる招福猫児を手に入れて、みなさんもそのお力を借りてみてはいかがですか?
ちなみに招福猫児は必ず奉納しなければならない訳では無く、そのままお持ちいただいてもOK。
その際はぜひ大切に保管なさって下さいね。
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豪徳寺のご住職さん!白猫のお導き
豪徳寺は招き猫の発祥の地として知られていますが、それにはある出来事がありました。
その昔豪徳寺はそれ程裕福なお寺ではありませんでしたが、住職が白い猫を大切に飼われていたそうです。
鷹狩りを終えた彦根藩二代当主 井伊直孝ら武士達が豪徳寺の前を通りかかったところ白い猫に招かれ門の中へ。
住職がお茶を出し休む事が出来た為武士たちは激しい雷雨を回避。
危機を免れた井伊直孝は仏様のお導きと考え、その後井伊家の菩薩寺になりました。
住職が飼われていた白い猫に招かれた事で井伊家と深い結びつきとなった豪徳寺。
この事から招き猫の発祥の地とされています。
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ひこにゃんキャラクターの誕生秘話!
そしてご当地キャラで大人気の“ひこにゃん”はこの豪徳寺の招き猫をモデルに作られたキャラクター。
知らずとして豪徳寺の招き猫と間接的に関わりを持たれていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
住職が猫のお世話をしていなければ井伊家の菩薩寺になる事はなかったかもしれませんし、“ひこにゃん”そのものが誕生しなかった可能性も。
偶然という事は無くあらゆる事が必然と言われますが、現在も招き猫の発祥の地として多くの参拝客で賑わっている事を考えると、とっても不思議な気がします。
パワースポットと呼ばれる場所では授かれるご利益に注目が集まりますが、その地の歴史や由緒を学ぶのも大切な事ですよね。
そしてそれらを知った上で訪れればより参拝出来る事への感謝の気持ちが芽生えるはず。
ぜひ少しづつ学んで頂けたらと思いますし、私自身ももっと深く学ばなければならない事を実感しました。
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豪徳寺 御朱印帳と御朱印!時間とご利益|住職さんのまとめ!
招き猫発祥の地として知られる豪徳寺の御朱印や御朱印帳についてご紹介させて頂きました。
招福殿に奉納された数々の招き猫も見所の一つですが、境内には招き猫が隠れている三重塔や世田谷区指定有形文化財となっている仏殿や梵鐘(ぼんしょう)など見所盛り沢山。
清らかな空気が漂う中四季折々の季節を感じる事も出来ますので、ぜひ豪徳寺へ癒しの旅に出かけてみてはいかがでしょうか。