島根県松江市に鎮座する「神魂神社(かもすじんじゃ)」の大社造本殿は、現存する最古のものと云われ、御祭神として日本の島と神々を創られた伊弉諾命(いざなぎのみこと)と伊弉冉命(いざなみのみこと)がお祀りされ、霊験あらたかなスポットとして全国から参拝客が訪れています。
日本最古の本殿とご紹介しましたが、なんと室町時代の建物が現在もそのまま残っている為、一歩足を踏み入れた瞬間タイムスリップしたような感覚に。
境内には神聖で張り詰めた空気が流れると同時に、長い月日をかけ人々から敬われ大切にされてきた事が分かる目に見えない大きな大きなパワーを感じられます。
そんな「神魂神社」へ足を運んでみてはいかがですか?
今回は神々が集まる出雲に鎮座する「神魂神社」のお守りや御朱印情報、アクセスなどについてご紹介致します。
神魂神社のお守り!社務所の営業時間が不定期
神魂神社は、通称“大庭の大宮さん”と呼ばれ地元の方々に親しまれ、「意宇六社(おうろくしゃ)」の中の一つ、「六社参り」とは意宇六社を全てまわる事を云い、江戸時代以前から伝統的に行われているそうです。
意宇六社とは出雲国にあった意宇郡(おうぐん)の名称の郡の事を注します。
意宇六社は以下の通りです。
- 熊野大社 島根県松江市八雲町熊野2451番
- 真名井神社 島根県松江市山代町84
- 揖夜神社(いやじんじゃ) 島根県松江市東出雲町揖屋2229
- 六所神社(ろくしょじんじゃ) 島根県松江市大草町496
- 八重垣神社 島根県松江市佐草町227
- 神魂神社 島根県松江市大庭町563
機会がある方は歴史ある「六社参り」にぜひチャレンジしてみて下さいね。
さて、神社へ参拝する際楽しみの一つともなるお守りですが、その神社ならではのお守りが用意され、それを目当てに参拝される方も多いのではないでしょうか。
神魂神社には様々なお守りが用意され、特に人気となっているのが亀甲紋に「有」の神紋が刺繍されたもので、ブルーや赤など数種類のカラーが用意されています。
この他家内安全や交通安全などのお守りがあるのですが、神魂神社の場合は社務所の営業時間が決まっておらず、時のよっては閉まっている事もあることから、お守りに出会えるだけでラッキーと云えるかもしれません。
神魂神社のお守りを手にできるかは時の運次第、そのため「幻のお守り」とさえ云われておりおりますが、逆に手にする事が出来たなら“ご縁”があり必要だからこそ出会えたのかもしれません。
神魂神社のお守りと出会えるのか楽しみに参拝して下さいね。
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神魂神社の御朱印や御朱印帳!本殿の写真や本殿内部の壁画・天井画
神魂神社の素敵な御朱印は、中央に「神魂神社」と墨書きで書かれたシンプルなものですが、「神魂大宮」と記された大きな朱印が目立ち品格ある雰囲気で、正に境内の様子を表しているかの様です。
神社によって個性豊かなデザインが魅力的なオリジナル御朱印帳を、参拝の記念に集めていらっしゃる方も多いかもしれませんが、残念ながら神魂神社のオリジナル御朱印帳は無いようです。
但し本殿の写真や本殿内部の壁画・天井画など1組8枚セットで400円で販売しているので、普段目にする事が出来ない貴重な天井画をいつでも眺められ、参拝の素敵な記念になりますよね。
興味がある方はぜひお求め頂きたいと思います。
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神魂神社の洞窟!日本最古の大社造本殿を誇る神魂神社
島根といえば出雲大社が有名ですが、出雲大社の本殿の天井に「八雲之図」と呼ばれる7つの雲が描かれているのに対し、神魂神社の天井には5色に塗られた9つの端雲が描かれています。
「八雲之図」と呼ばれているにも関わらず7つしかない出雲大社の天井絵に対して:
- 9つある神魂神社の端雲の絵は、出雲大社の雲がひとつ神魂神社に飛んで行ったという伝説があるそうです。
- そして神魂神社の内部は出雲大社とは逆の「女造(めづくり)」であることから、出雲大社は神魂神社を参考にして建てられていると云われています。
それぞれの違いなどを見つけるのも楽しいかもしれません。
品格ある美しさを感じさせる神魂神社ですが、境内には何やら不思議な小さい洞窟が。
宮司さんのご説明によると「ただの穴」だそうですが、防空壕のような、強烈な神気漂うパワースポットのような等の噂が飛び交っていますが果たして真相は?
宮司さんは「ただの穴」とおっしゃっていますのでそうなのかもしれませんが、神さまが鎮まる場所だからこそ不思議な光景を目にすると気になってしまいます。
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神魂神社と江原さん?美しい黄金色のオーラの輝き
島根と言えば真っ先に思い浮かべるのが出雲大社で現在はとても有名ですが、ご紹介している神魂神社は、出雲大社が建てられる前に神さまたちが集まっていらした神社だと云われています。
神魂神社に漂うピリッと張り詰めた空気と威厳を感じられるのは、このような経緯が影響しているのは間違いないと思います。
あの有名な江原啓之さんも神魂神社には強いエネルギーを持つ神さまがいらっしゃり、本殿を中心に美しい黄金色のオーラで輝いていると語られており、そのエネルギーを取り込むためには、境内に30分以上とどまりパワーを吸収すると良いそう。
江原さんのアドバイス通りゆったりとした時間を過ごして頂くと、心身ともにリフレッシュ出来るかもしれませんので、ぜひ神魂神社に流れるパワーを思う存分吸収し、人々に寄り添ってきた長い長い歴史を感じ取って頂きたいと思います。
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神魂神社へのアクセス!自家用車・バス・タクシー・ぐるっとバスナビも
神魂神社までのアクセスをご紹介致します。
自家用車をご利用の方:
- JR山陰本線「東松江駅」より約12分で、神魂神社には無料駐車場がありますのでご利用頂けます。
公共バスをお使いの方は:
- 「JR松江駅」から松江市営バス(かんべの里行)に乗車、終点で降りて頂き、そこから徒歩で約3分。
- 一畑バス(八雲行)で約18分、「風土記の丘入口」で降り、そこから徒歩で約10分です。
JR松江駅からタクシーをご利用の方:
- 約15分程度で神魂神社まで到着します。
その他の交通機関をご利用の方:
- 松江バスロケーションシステム「ぐるっとバスナビ」も運行しておりますので、ご都合に合わせてお選び下さい。
バスで神魂神社まで向かう方法をお伝えしましたが、運行する本数が少ないので事前に時刻表を確認して頂く事をオススメ致します。
神魂神社のお守りや御朱印帳!洞窟や江原さん?アクセスのまとめ
日本最古の本殿を誇る「神魂神社」についてご紹介させて頂きました。
色彩豊かな神社とは異なり一見地味に感じられるかもしれませんが、一歩足を踏み入れれば格式の高さや威厳を感じられるはず。
神々が集まったとされる神社だけあり他とは違う感覚を体感できると思いますので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。