島根県出雲市に鎮座する「須佐神社」
須佐之男命（すさのおのみこと）をお祀りする由緒あるこちらの神社は、全国から参拝客が訪れる他スピリチュアルな力を持つ方々の間でも大変な人気となっています。
あのスピリチュアルカウンセラー江原啓之さんが「日本一のパワースポット」と評価された須佐神社とは？
今回は「須佐神社」の御朱印や全国的にも珍しい節分祭、そして出雲大社と須佐神社へ参拝する場合の順番などを詳しくご紹介致します。
須佐神社の御朱印や御朱印帳！授与の時間帯のご案内
須佐神社の御朱印は「須佐大宮」と記され、とっても力強い雰囲気。
御祭神 須佐之男命のお力を表しているかのような御朱印になっています。
御朱印の初穂料：300円。
授与時間：9時から16時までです。
また須佐神社にはオリジナル御朱印帳も用意されています。
水色ベースで、須佐之男命にゆかりのある“八雲“が描かれた素敵なデザイン。須佐之男命は妻 櫛名田姫（くしなだひめ）と安住の地を見つけ、嬉しさのあまりこのような歌を詠みました。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠めに 八重垣作る その八重垣を」
解説：何重にも重なりある 雲が立ち上がる ここ出雲に立ち上がるのは八重垣のような雲だ。妻と住む宮にも八重垣を作っているよ。そう八重垣を。
そしてこの歌が日本で最初の和歌だそうです。
須佐之男命は荒々しい一面もお持ちですが、妻をヤマタノオロチから救い出しご紹介した歌を詠まれた事を考えると、家族思いの優しい神さまなのかもしれませんね。
須佐之男命が詠まれた歌に登場する“八雲”が描かれたオリジナル御朱印帳。参拝の記念に手にされてはいかがでしょうか。
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須佐神社と出雲大社に行く順番は？
須佐神社についてご紹介していますが、出雲市と言えば「出雲大社」が有名ですよね。
どちらも参拝できる時間は限られているものの、1日でできるだけ多くの神社をまわりたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
そこで気になるのが参拝する順番！
失礼にならず良いパワーを吸収するには、一体どの様な順番でお参りすれば良いのでしょうか。
結論から言うと、どちらを先に参拝してもOK。ご利益が半減してしまう事はありませんし、失礼になる事もありません。
でも注目はその場所！
須佐神社は田園風景が続く大自然の中に位置しています。
もし午前中参拝を済ませ食事を摂ってから次の神社にお参りをとお考えの方：
- 出雲大社で参拝
- →周辺で食事
- →須佐神社へ
この順番がオススメです。
出雲大社から須佐神社までは車で約1時間程。
まわる順番に正解はありませんし、みなさんのお時間の都合によって変わると思いますので、納得できるプランを立ててみて下さいね。
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須佐神社のパワースポット！江原啓之「神紀行2」
スピリチュアルカウンセラーとして有名な江原啓之さん。数々のメディアに出演されたり、執筆や講演活動など“スピリチュアル”という言葉を世に広めたお方。
そんな江原さんがご自身の著書「江原啓之 神紀行2」の中で、「須佐神社は日本一パワーが宿る神社」だと語られています。
冒頭でもお伝えしましたが、スピリチュアルな力を持つ方々の間では大変有名なパワースポットだそうで、祓い清める御神徳があり自分自身を浄化したい方に特にオススメの様です。
また江原さんの守護神は須佐神社御祭神 須佐之男命（すさのおのみこと）という事なので、特にゆかりのある神社なのかもしれませんね。
境内の中で江原さんが特にパワーを感じられるのが、本殿裏手のご神木周辺！
このご神木とは「須佐の大杉」と呼ばれるもので、樹齢は約1200年。
大杉の周囲は7m、高さ24mという大変立派なご神木です。
須佐神社は須佐之男命が終焉の地として選ばれた場所。そんな地だからこそ凄まじいパワーが宿っているのでしょうか。
見事なご神木がそれを証明している気がします。
この地に立つと目には見えないものの、そのパワーを感じて頂けるはずです。ぜひゆっくり深呼吸してご神木からみなぎるパワーを吸収して頂きたいと思います。
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須佐神社の節分祭！「茅の輪」の物語
毎年節分に執り行われる須佐神社の“節分祭”
“節分”といえば豆まきが一般的ですよね。でも須佐神社ではとっても珍しい“節分祭”が行われています。
その昔北の海にいた武塔神（むとうのかみ）が南の海の神の娘の所へ向かったものの、途中で日が暮れてしまいました。
そこに蘇民将来（そみんしょうらい）と巨旦将来（こたんしょうらい）という2人の兄弟がいました。
兄の蘇民将来は大変貧しかったのですが、それに反して弟の巨旦将来は大金持ち。家も蔵も百程もあるような大富豪でした。
神は一晩泊めて欲しいと頼みましたが、ケチな弟はそれを拒否。
一方兄の蘇民将来は快く神を迎え入れました。
と言っても貧しかった為敷物の代わりに粟穀を敷き詰めて座にし、粟飯を炊いて手厚くもてなし出来る限りの事を精一杯行ったのです。
一夜明け神は蘇民将来の家を去り、数年経った後8人の子を連れ再び彼の元に立ち寄りました。
神：「将来への報いと一夜の恩を受けたお返しを何かしたいのだが、お前に子や孫たちはおるのか」と尋ねると、
蘇民：「私の他に妻と娘がいます」と答えました。
神：それでは「芽の茎で作った茅の輪（ちのわ）を腰につけておきなさい」と指示。
言われる通り茅の輪を腰に付けたのですが、その夜蘇民将来と妻子意外の周辺住人はことごとく死に絶え滅ぼされてしまったのです。
その時神は、
「私は須佐之男命（すさのおのみこと）である。今から後の世に疫病が流行ればお前達は“蘇民将来の子孫”といって茅の輪を腰につけなさい。私の言う通り茅の輪を腰につけた者は疫病から免れるだろう」
と言われました。
この故事から「茅の輪」は疫病除け、悪災除けの霊力ある神符と言われています。
そして須佐之男命をお祀りする須佐神社では、毎年節分祭に「茅の輪」と「蘇民将来之子孫」と記した守護札を授与しています。
節分祭に参加された参拝客は「茅の輪」を首にかけて持ち帰り、疫病除け・悪災除けとして玄関や入り口に掲げる。
これが須佐神社の“節分祭”です。
全国的にも大変珍しく、ここならではという事が分かりますよね。
そして「茅の輪」が誕生した由来を知ると、とってもありがたいものだと思われませんか？
機会がある方はぜひ須佐神社の節分祭にご参加下さい。
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強力なパワーを授かれる大人気スポット「須佐神社」についてご紹介させて頂きました。
出雲市には沢山の神社仏閣がありますが、その中でもぜひ訪れて頂きたいオススメの神社です。
ぜひ境内に流れる強力なパワーを吸収し、 運気を高めて頂きたいと思います。
