鎌倉の大仏さまで知られる高徳院(こうとくいん)
関東にお住いの方なら修学旅行や遠足で一度は行かれた事があるという方が多いのではないでしょうか。
奈良の東大寺の大仏さまに並び観光名所としても大人気スポットですよね。
四季折々に移り変わる景色によって全く雰囲気が異なる鎌倉大仏。
そんな大仏さまを拝みに高徳院を訪れてみてはいかがですか?
今回は外国人観光客にも大人気パワースポット 高徳院の拝観料やアクセス、更に見どころなどについて詳しくご紹介致します。
高徳院の拝観料や子供料金とは?
高徳院の開門時間はシーズンによって異なります。
高徳院の拝観料:一般と中・高校生200円、小学生が150円
大仏胎内拝観料:別途1名当たり20円となります。
※なお小さなお子様(未就学児)の拝観料は無料です。
※入場は閉門10分前までとなっていますのでお気をつけ下さい。
4月~9月:午前8時~午後5時30分まで。
10月~3月:午前8時~午後5時までで、入場は閉門の15分前までとなっております。
大仏胎内拝観時間:午前8時~午後4時30分まで。
また御朱印目的で参拝される方もいらっしゃると思いますが、御朱印受付所となっている寺務所は
平日:午前9時~午後3時30分まで
土日祝日:午前9時~午後3時までです。
他の神社やお寺と異なり土日祝日は受付時間が短いので、混雑も考えて早めに頂いた方が良いかもしれませんね。
お札やお守りを扱う礼所:午前8時30分~午後4時45分までとなっております。
※大仏胎内拝観時間・寺務所・礼所の営業時間は通年同じ時間なので、シーズンによって異なる事はありません。
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高徳院の見所(見どころ)のご案内!
高徳院といえば鎌倉を代表する大仏さまが有名ですが、見所は他にも沢山あります。
まず最初に目にする「仁王門」
内部に安置された2体の「仁王像」は18世紀初頭に移築されたもので迫力満点。
力強いそのお姿はまるで吸い込まれてしまうのではないかと思える程目が釘付けになる事間違いなし。
ぜひじっくりご覧下さいね。
皆さん大仏さまを目当てに足を運ばれる方が多いと思いますが、その大きさは台座を含めると高さ13.35m、重さはなんと約121トン。
まさに圧巻のお姿ですね。
鎌倉の仏像で唯一国宝に指定されており、ほぼ造像当初の姿だそうです。
長い歴史の移り変わりと共に現在も私たちを見守って下さる大仏さま。
歴史に思いを馳せてご覧いただくとより特別なものに感じられるかもしれません。
ぜひ迫力あるお姿をご堪能ください。
高徳院の回廊には大仏様サイズの迫力満点 巨大な藁草履が飾られていますが、こちらも見どころの一つ。
その大きさは長さ1.8mx幅0.9m。
“大仏様に日本各地を行脚して頂き人々を幸せにして欲しい”という思いから常陸太田市の子ども会によって、戦後間もない1951年に奉納されました。
その後は3年に一度作り変えられているそうです。
一体人間サイズの藁草履何個分に相当するのだろうと想像してしまう程立派なものなので、ぜひお見逃しなくご覧頂きたいと思います。
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高徳院の観月堂の歴史とは?
境内の1番奥に位置する観月堂。
こちらの建物は15世紀中頃に漢陽(現在のソウル)の朝鮮王宮内に建築されたと伝えられるもので、1924年当時所有されていた「山一合資会社(後の山一証券)」の社長 杉野 喜精さんによって寄贈されたものです。
東京 目黒の私宅から高徳院へ移築したそうですが、一見日本家屋の様に見えるものの何処となく異国の雰囲気が。
最も大きな特徴が観音堂裏手の石造りになっている床下部分。
四角い穴をご覧いただけると思いますが、これは「オンドル」という韓国の床下暖房の為に使用されるものです。
「オンドル」は韓国でも有名ですよね。美容に興味がある女性なら耳にされた事があるはず。観月堂は別の場所で温めた空気を四角い穴から室内まで運んでいたと考えられます。
韓国の文化に触れられる良い機会なので、ぜひ観月堂をご覧下さい。
ちなみに中には江戸幕府2代将軍 徳川 秀忠が所有していたと伝えられる観音菩薩立像が安置されています。
観音堂のすぐ近くには「与謝野晶子歌碑」もありますので、こちらもお見逃しなく。
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高徳院へのアクセス!地図
高徳院までのアクセスを簡単にご紹介致します。
江ノ島電鉄をご利用の方は経由地によってアクセスが異なります。
鎌倉経由の場合
「JR横須賀線鎌倉駅」で下車し、「江ノ島電鉄 藤沢方面行き」に乗り換え「長谷駅」で下車して頂くと徒歩7分で到着です。
藤沢駅経由の場合
「JR東海道線」または「小田急線藤沢駅」で下車し、「江ノ島電鉄 鎌倉方面行き」に乗り換え「長谷駅」で下車、徒歩7分です。
鎌倉駅からバスをご利用される方
「鎌倉駅東口バス乗り場1番」から江ノ島電鉄バス、または「バス乗り場6番」から京浜急行バスに乗り「大仏前」で降りて頂くとすぐ目の前が高徳院になります。
お車をご利用される方
「横浜横須賀道」から「朝比奈IC」を下車し、県道204号線を鎌倉方面へ。
「東海道(国道1号線)」を下り「藤沢バイパス出口交差点」を左折、県道30号線から32号線をまっすぐ鎌倉方面へ。
圏央道を利用される方
首都圏中央連絡自動車道 「境古河」>「茅ヶ崎」を南下、「茅ヶ崎JCT」を「新湘南バイパス藤沢・横浜方面」へ進み、藤沢バイパス 国道1号線へお進み下さい。
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高徳院への駐車場のご案内!
駐車場は「大仏前駐車場」がありますが:
営業時間:8時~17時まで30分/300円
※普通車10台・大型車2台までしか駐車する事が出来ません。
周辺にはいくつか駐車場がありますので、料金や駐車台数などを参考にして頂きたいと思います。
神奈川県道路公社大仏前駐車場
営業時間:
- 平日 9時~17時
- 土日祝日 9時~6時
収容台数:大型バス10台
※通常は大型バス専用駐車場ですがオフシーズンは普通車の駐車が可能です。
駐車料金:大型バス 30分 1,200円
長谷観音前第1駐車場
営業時間:24時間
収容台数:45台
駐車料金:30分 250円
※長谷駅北側のこちらの駐車場は入り口が観光客の散策ルートになっている為、出入りに待たされる事があります。
長谷パーキング
営業時間:
- 9時~17時30分(4月~9月 )
- 9時~17時00分(10月~3月 )
収容台数:23台
駐車料金:30分 400円
以上が高徳院周辺の駐車場ですが、どの駐車場も収容台数があまり多くありません。
時間帯によっては全て満車になってしまう場合もありますので、お車をご利用の方は早めの時間帯に参拝される事をおすすめ致します。
高徳院の御守りやごお朱印帳、お土産や豆知識、歴史やおみくじなどの詳細は以下の記事もご覧くださいね↓
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鎌倉大仏が鎮座する高徳院についてご紹介させて頂きました。
学生の頃訪れたという方も今再び足を運ぶと、当時感じたものとはまた違った感覚を味わえるはず。
大人になったからこそ感じる事が出来る日本文化の誇りや素晴らしさを感じて頂けると思いますので、ぜひ高徳院へ足を運んで頂きたいと思います。